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| 「まってー! うさぎさーん!」 |
| 表紙 |
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上製本(ハードカバー)、40ページ
縦231mm×横236mm×厚み10mm |
| 〔表紙のデザインについて〕 |
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はなさんが完成させた絵に、ぴょんがタイトルと自身の
姿を描き加えて表紙をデザインしたと言われています。 |
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| (絵本・タイトルの誕生秘話はこちら) |
| 扉ページ |
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| シーン02 |
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| 文字 一部拡大 |
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| シーン06 |
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| シーン10 |
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シーン14
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このシーンに込められたメッセージとは
(詳細) |
| シーン16 |
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| 文字 一部拡大 |
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| 【読み方・楽しみ方について】 |
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絵本『いやしのもり』は、大人になった主人公の女の子が、子供の頃の自分をふり返る視点で描かれています。
絵や文は、子供は子供の感性で、大人は大人の感性で、読む人に合わせて、それぞれの立場で自由に楽しめるように工夫されています。
物語を楽しむもよし、動物や植物を楽しむもよし、四季や風景を感じるもよし、童謡を歌うもよし。
また絵や文の中には、大切なことが宝石箱のように詰まっていますが、込められた意味を感じても、感じられなくてもそれぞれが思ったままでOK、自由に楽しめる絵本です。
(大切なことはこちら) |
【文字のないシーンについて】
~絵本をよりお楽しみいただくために~ |
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絵本『いやしのもり』の不思議な森で過ごすシーン(全20シーン中10シーン分)は、春から始まり、夏・秋・冬、そしてまた春が来るという、季節が流れるように移り変わる幻想的な世界です。
このシーンにはあえて文字を入れていません。
見開きページ全面に、詩の世界ように表現された絵には、お話の中に登場するぴょんからのメッセージも込められています。 読者それぞれが幻想的なイメージを広げて、自由にお楽しみいただけるようになっています。
(ぴょんからのメッセージはこちら)
また、文字のないシーンを読み聞かせる場合は、登場人物や動物たちの躍動する音や声、風などの自然の音を読み手の方の感性にお任せして自由にお読みいただけます。
文字のあるシーンばかりではなく、あえて文字のないシーンも設けることで、より豊かな想像力・発想力を育むために役立ちます。
ちなみに文字がなく絵だけで表現するシーンを充分に設ける形は、日本を代表する出版社の絵本編集者などの専門家から、絵本の世界をより深く楽しむ上で効果的であり、読み聞かせでは特に対面読み(マンツーマン)に効果的であるとして高く評価されています。
(読み聞かせについてはこちら) |
| 【絵の描き方と工夫について】 |
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絵はすべて手描きになります。
作画したはなさん自身の子供の頃に体験したことを元にしているため、本当に子供の頃に戻った感覚で描かれています。
大人っぽく綺麗に整えるのではなく、飾らない素直な子供の心を何よりも大切に考え、デジタル的な加工や補正などを加えることなく、あえて手描きそのままを残しています。
それにより、温かみや込められた思いを深く感じてお楽しみいただけるようになっています。 |
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